新型コロナウイルスの感染は止まらず、7都道府県に緊急事態宣言が発令されました。
医療現場はひっ迫し、医療崩壊ではなく医療壊滅へ向かっているとの日本医師会の会見もあり、これから赤ちゃんを迎えるご家庭は、ますます不安を募らせてしまう事態です。
今回は、そんなコロナの影響により、激減してしまった両親学級についてご紹介していきます。
集団での両親学級が激減
新型コロナウイルスによる影響は、大変大きく、5月の緊急事態宣言解除後に再開され始めていた両親学級は、再び感染者の急増によって、中止やオンライン開催を余儀なくされています。
開催されているところもありますが、人数を絞ったり、夫婦2人での参加ができなかったりと、制限があります。
また、感染者が急増してしまっている現在、外出をできるだけ避けたいと考える妊婦の方も多い為、なかなか参加しずらいですよね。
両親学級が激減してしまったことで特に困ってしまうのは、初めての妊娠・育児を経験する予定の方です。
「毎日のお風呂はどうすればいいのか。」
「ミルクの作り方や、あげ方がスムーズにできるか不安・・・。」
「出産前の準備物はこれで足りるのか分からない。」
「パートナーに沐浴やおむつ替えなどを、どう説明すれば・・・。」
など、初めての育児は分からないことだらけ。
赤ちゃんを迎えることは、とても楽しみですが、同時に初めての経験で、分からないからこその不安もあります。
両親学級は、そんな疑問や不安を夫婦で解消する場であり、同じ出産を迎えるお母さんたちとのコミュニケーションの場所でもあります。
入院中もパパが面会できない現実
新型コロナによる影響は、両親学級の中止だけでなく、出産へも大きな変化をもたらしました。
今までは、普通分娩の場合、希望者はパパが立ち会うことが出来ました。
しかし、こちらも新型コロナの影響によって、立ち合いが出来なくなっている産院が増えています。
出産だけでなく、産後も原則パパは妻や産まれてきた赤ちゃんに直接会うことができません。
入院中に必要なものがある場合は、入院先のスタッフに預けて、直接の接触を避けるようになっている所もある程です。
産後の母体や赤ちゃんを守るためには、仕方のないことですが、今まで出来ていたことが出来なくなってしまうと、戸惑ってしまいます。
出産に臨む妊婦さん自身も、出産や産後にパートナーと直接会えないことは、心細く感じてしまうかもしれません。
ご自宅で両親学級を受ける方法
中止や少人数開催などの変更を余儀なくされている、両親学級。
では、初めての育児に対する疑問や不安はどうやって解決していけばいいのでしょうか。
両親学級の受講方法についてご紹介します。
オンライン
コロナ禍の現在は、産科や看護協会、赤ちゃん本舗などの企業が積極的にオンラインを使った両親学級の動画や講座を開設しています。
その内容は授乳やおむつ替え、沐浴など、両親学級で学ぶ内容を中心としています。
どこでも気軽に視聴できるものや、動画の時間が5分程のものなどもありますので、夫婦で時間を合わせて学びやすいですね。
受講方法は、オンライン両親学級を提供している公式サイトから予約をするものと自分のタイミングで好きな時に視聴できるものとがあります。
予約をし、リアルタイムで受講するものは、各企業や団体の公式サイトを確認してくださいね。
動画などは、何度も繰り返し確認することで、イメージしやすくなります。
訪問型個別レッスン
オンラインによる動画や講座は、どこでも気軽に学べるという利点があります。
しかし、動画などの既に録画されているものの場合は、疑問があっても、その場で質問ができません。
質問ができるzoomなどを利用した両親学級もありますが、実際に「触れる」「体験する」ということが、現状では難しいです。
「個別でゆっくり学びたい」
「パートナーと一緒に学びたい」
「実演を交えて学びたい」
そんな時は、訪問型の個別レッスンを利用してみませんか?
ナーシングドウーラがご自宅に訪問し、ご自宅のスタイルに合わせた産前産後のご提案をさせていただきます。
johonaa éi placeでは、初回カウンセリング(2時間)のみの利用もでき、カウンセリング時間内であれば、おうちでの両親学級としてご利用いただけます。
スタッフは全員、看護師の国家資格を保有しており、プロとして、感染防止に細心の注意をはらっています。
また、産まれたばかりの赤ちゃんの沐浴や授乳は慣れるまでに少し時間がかかります。
「細い首や小さな頭をどう支えたらいいのか」
「背中を洗う時にお湯に顔がついてしまいそうで怖い」
「母乳がうまく飲ませられない」
など、実際に赤ちゃんとの生活を始めてからのお悩みや疑問も出てくるはず。
そのような時も、ナーシングドウーラにご相談ください。
専門知識と専門資格を保有したプロが、産後のトータルサポートをさせて頂きます。
育児は周りのサポートを得ながらでないと、大変な部分が多々あります。
「大変」「つらい」「不安」と感じた時には、ぜひお気軽にご相談ください。